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楽しい「実生」のすすめ---28 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


西上州の山
1,000m級低山でもこんな樹が残ってました。
場所により厳しい自然条件なんですね。
良いアングルを得る為に、谷に身を乗り出して写しました。

◇用土について

    植え込む植物の種類によって、空気(通気性)をより以上に
  必要とする植物と、水(保水性)をより以上に必要とする植物
  があります。シャクナゲ・ツツジ・山野草などは、水も必要で
  すが、浅根性でおおむね空気を好む植物だと思われます。また
  高山植物は特に、真夏(暖地)のジリジリと焼付くような高温
  に水分過多では根腐れしてしまいます。

   それでは実際に土と空気と水の割合はどうすれば良いのでし
  ょうか。それは、土の種類と粒の大小で決まってきます。例え
  ば、桐生砂、富士砂、赤玉土、浅間砂、軽石砂、鹿沼土など、
  同じようにそれぞれ直径2ミリと考えた場合、保水性が何れも
  違います。また、3ミリ、4ミリ、5ミリ、〜9ミリ、と団粒
  が大きくなると当然、土の保水性はともかく通気性が違ってき
  ます。どの種類で何ミリ位の大きさの土を使うかで、鉢内の空
  気と水との割合が決まると言うことです。

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楽しい「実生」のすすめ---29 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


西上州---山・渓流の紅葉
 山と渓流を合わせて、白い岩肌に緑と赤と黄色の調和。
そんな場所を探すのは案外難しいです。
絶好のカメラアングルを得る為に、枝をかい潜り、野いばらを
避けながら、少し歩いて写しました。なるべく人工的な物を画面
からカットするのはより大変。この写真はデジカメで撮りました。
粒子が、まだまだ粗いですね。同時に、銀塩カメラでも写しました。
写真ではあまりパッとしませんが、実物の景色はもっと綺麗です。
トリミングはしてません。遠景に霞む山は榛名山塊の一部の天狗山です。
紅葉の終期です。

◇用土について(つづき)

    簡単に言うと、土の団粒が大きくなると隙間が大きくなって
  空気の容積が多くなり、反対に土の団粒が小さくなると団粒が
  密着して空気の部分が少なくなります。
  仮に、極端に細かい土(みじん)を沢山混ぜると空気部分が不
  足し根が窒息してしまう訳です。と言っても、どの用土を何ミ
  リの大きさでどの位の量を混ぜて配合するか、細かく割り出す
  のは面倒です。その他の置き場所とか水やりの回数などの色々
  な要因を考えると、そこまで難しくする必要は無さそうで、大
  体の目安で結果オーライで良い事にしましょう。

  自分は、植物の種類に関係なく大雑把に次のような割合を目安
  にしてます。
    用土-----50%
    空気-----25%
    水 -----25%
  これを基準に用土の種類と団粒の大きさと水の鉢底への流れ具
  合から、「多分良いだろう」程度で施用してます。ほとんどい
  い加減な「感」です。土の配合は、本当は重要な基本部分なの
  でしょうが、あまり深く考えない事にしています。
  植物の種類と日照、風当たり、水やり回数などの乾燥具合で微
  妙に違うと思うからです。

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楽しい「実生」のすすめ---30 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


   コナラの紅葉     
    幼苗から育てたコナラですが割合綺麗に紅葉してます。
   ニシキギの赤一色とか白樺の黄1色も、単体で見るより
   山で遠景で見る方が各種の樹の葉の色が混然となって素
   晴らしいです。近くで見るとコナラも、緑と赤と黄がま
   るでグラデーションを画けたようで意外に良い感じです。
    このコナラは地植えですからやがては大木になります。
   あまり大きくなると庭が狭いので、切り詰めて小型に仕
   立てようと考えています。大きく成り過ぎたら、主幹を
   伐採してヤゴを生かすか、最初から植え直すつもりです。

先日、ある集まりで変わった二つの植物を見る機会がありました。
盆栽を長年やっている人が、一つは自宅から持ってきた物と、もう
一つは、近くの原っぱでその人が見つけた物です。両方とも風情が
有って不思議な魅力が有りました。
その植物は「磯サンショウ」と「寒蕨」。

「磯サンショウ」は、普通の「山椒」と同じような感じでしたが照
葉でコンパクトでした。また、「寒蕨」も、山菜の「蕨」のような
姿で、草物盆栽の材料に相応しいようなものでした。

図鑑とかホームページ等の植物検索で調べてみると、一部出てるの
も有りましたが、調べ方が悪いのか、詳しく解説されていないよう
です。
多分、「磯サンショウ」は関東以西の海岸近くに自生し、「寒蕨」
は、北関東でも近所の野原などに有るのではないかと思われます。
よく判りませんが、一つは地域性で、もう一つは雑草の中に有って
も普段見過ごしていたのかも知れません。「寒蕨」は「冬の花蕨」
とも言われ、3年維持するのも難しい比較的弱い植物との事でした。

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小さなビニールハウスを作りました [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


    完成したビニールハウスの外観
   小さなビニールハウスですが、一応本格的に
   作ったつもりです。風速20m位の強風でも
   ビクともしません。雪や夏の高温にも思ったより
   耐候性有り。約3年目ですが割合丈夫です。
   部分的な写真は順次掲載してゆきます。

  幅2.1m、高さ2m、長さ3.6mのビニールハウスを作りました。
  農業関係の量販店で大体の見積をして材料を購入し約一日で完
  成しました。費用は、パイプ・接続金具・ビニール・その他
  一式に加えて補強とか内部の造作にブロックや材木を使用し
  たので若干予算オーバーしましたが、ガラスの組立式の本格
  的なものに比べて格段に安く出来ました。
  
  置き場所の制約を考えて大きさを決めて作ってみては如何で
  しょうか。
  それ程大変な作業でもなく、材料が揃えば大体一人で一日で出
  来ると思います。

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ビニールハウスの作り方 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


    螺旋杭を埋めて固定
   重要な部分ですが螺旋杭を埋め込んだ状態の写真です。
   左右2本づつ全部で4本使用しました。
   多いほど良いと思いますが、これで充分安定してます。
   螺旋杭の上部の輪の部分をパイプに通して固定してます。
   写真の中央下部の薄赤い輪だけ見えてるのがそれです。

    ハウス内部
   ハウス内部右側です。ブロックを重ね、その上に木の板を
   乗せて更にトレイを並べた簡単なものです。
   右手が北西方向なので、この方角から冬期は強風が吹きます。
   腰に捲いたビニールと上から下げたビニールとの間を自由に
   開閉できるので、夏は開け、冬は閉じて通風自在です。
   ブロックの固定は、ブロックの穴に園芸用の支柱を打ち
   込んで倒れないようにしてます。

  「おおよその作り方」
  


1.  3.6mのパイプ2本と2.1mに切断したパイプ2本で長方形
   に組みます。(組むための接続金具などは揃ってます)

2.  長方形とは別の3.6mのパイプ2本に螺旋杭の輪を通します。
   (設明上手順前後しますが、実際は螺旋杭を固定した後
    で、位置決めの意味です。)

3.  螺旋杭の位置は端から各10〜20cm位です。基礎の
   螺旋杭(鉄の30cm位のもので上が輪になっている)を
   ねじ込んで固定します。
   螺旋杭を埋め込む穴は深さ約30cm位です。

4.  長方形のパイプに、柱となるパイプ(長さ約1.8m)を四方
   の立体面に約50cm間隔で接続します。
    (垂直に接続します)

5. さらに、その柱のパイプに水平方向に3.6mと2.1mの長さ
   のパイプを60cm2段接続します。(屋根部分の無い状態)

                   (つづく)

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ビニールハウスの作り方(つづき) [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


    外観(その2)
   ドームの部分です。
   手前が入口になります。
   内部にパイプを横に取り付けますが、補強の意味では
   数本で間に合います。内部に何かをぶら下げたり出来る
   ようにしておくと便利です。それは任意です。


    外観(その3)
   ハウス長手方向側面です。

  「おおよその作り方」---つづき
  

 6. ドーム用のパイプを8本(3.6m÷約50cm=7)を柱のパイプ
    に接続します。
   (両サイド2本と中間6本で長手方向にズラリと並ぶ)

 7. 入口用のドアパイプ(一体になっている)を取り付けます。
   (この部分が一番細かい作業になります。取り付けるため
    のパイプをドアの大きさに片側固定、片側開閉で取り付け
   られるようにあらかじめ接続しておく必要があります。)

  8. これで骨組み完成です。

  9. 螺旋杭をシッカリ土で固めて固定します。

 10. 組み立てた骨組みパイプにビニールを被せます。まず、
    幅1.5m位のビニールを腰巻きのように地面に2〜30cm
   残して巻き付けます。 下に余分に残したビニールに土
     を被せます。

 11. 幅約4m×長さ約5.5mのビニールをドームの上から被せ
   ます。幅と長さはこの位必要です。特に長さは、ビニー
   ルハウスの幅面(かまぼこ形の切り面)まで引っ張って
    使うためです。
                   (つづく)

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ビニールハウス完成 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


    入口(開閉ドア)
   入口の部分です。高さ1.5mを使いましたが、
   1.8mにした方が出入りに適してるようです。
   2ヶ所のヒンジ金具で開閉するようになってます。
   ビニールをドアの大きさより10cm位余分に切って
   止めるようにします。


    内部
   内部左側のコーナーです。

  「おおよその作り方」---つづき
  

12.   最後に各かまぼこの50cmドームの真ん中に外からビニ
   ールヒモ(黒い丈夫なアンテナ線のような)を、3.6m
   パイプにそれぞれ縛って反対側の3.6mパイプに引っ張
   って結びます。これで風圧は大丈夫です。

13. 各ビニールの取り付けは、抑える部品が有って要所要所
   に使って止めます。

14. パイプの切断は専用の安価なノコギリがあり、容易に切断
   できます。

15. ドーム・長手方向・横方向・垂直方向に使うパイプの接続
   は、一番最後にビニールで覆うために、外側に突起物が
   出ないよう内側で組み付けると良いです。(ビニールに無
   理な力が加わらない)


   ここで説明したのは、独自のやり方ですから、他にもっと
   最適な方法はあると思います。種を播いて沢山発芽して、
   移植移植を繰り返していると、どうしても置き場所に困っ
   てきます。それと、自分の住んでいるところは自然の位置
   の関係で時に物凄い風が吹きます。散々苦慮の結果がビニ
   ールハウスに到達したわけです。見様見真似で素人が、
   初めて挑戦して小型ビニールハウスをなんとか作りました。
   その気になれば出来るものですね。

   農家で使っている大型(幅10〜20m、長さ50〜100m)
   のビニールハウスは専門家が本格的に作っているようです。
   そして、1人ではなかなか出来ないし用地や費用を考える
   と気後れします。組立式で2m立方体の小型ビニール温室
   もスーパーで見て検討しましたが、結構価格が割高でした。
   そして、強風にとても耐えられそうにありませんでした。
   作ったビニールハウスは大体同じぐらいの価格で出来たし
   また、使い勝手や自分の好きなようにアレンジも可能で、
   場所が有ればもっと大きく作りたい心境です。

   自分が作ったのは3.6m×2.1mですが、基本的にはこの応
   用で、ある程度の大きさまで作れると思います。
   また、逆に小さなビニールハウスならもっと簡単に作れる
   と思います。

   保温効果は最高、風避けにもなり、夏は上部に寒冷紗を付
   ける程高温になります。上部のビニールと腰巻きのビニー
   ルの間を開け、通風(ベンチレーション)も自由です。
   それから、ビニールは確か0.1mmだったと記憶してますが
   厚手のビニールが良いです。

   是非、作ってみてください。貴重な園芸品の格納に最適で
   はないでしょうか。作ってみると、意外に簡単でした。
   自分は使ってませんが将来、小型の灯油ストーブを設置す
   れば温室も可能と思われます。

   以上で「ビニールハウスの作り方」は終りです。

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福寿草が咲きました [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


         福寿草

庭に咲いた福寿草です。

花の少ない時期なので目立ちます。

半日陰のような、潅木の下など日向よりも

ちょっと薄暗いぐらいのほうが、黄色が映えるようです。

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民芸調のエサ台のつもりです [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


        和風の野鳥エサ台

       田舎家のような感じの餌台を作ってみました。
      スズメはもとより、ジョウビタキ、シジュウカラ、
      ヒヨドリ、ツグミ、メジロが毎年来るのですが、
      どういうわけか、ツグミとメジロは姿を見せません。
               

   作るのは意外と面倒

    太い杭の上に板を載せて、その上に茅葺き屋根を
    あしらった小屋を取り付けました。
    前後に出ている棒は、枯れた南天の幹です。
    庭の大きさとのバランスが難しい。
    本体の大きさ・高さを決めるのが大変でした。
    大きめに出来てしまい、何回も作り直しました。
    高からず、低からずの餌台の位置は野鳥に対して
    割合肝心なことらしいです。
    茅葺きは、高ぼうきを分解して先端の竹の細い部分
    を束ねて、銅線とシュロ縄で結束しました。
    前回作った蔓の簡易エサ台は、蔓がグニャグニャ
    していて、蛇に見えたようです。
    

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          オキナグサ
      花芽が立ち上がって開き始めました。
      あまり手を加えず、放って置いたほうが良いみたいです。
      同じオキナグサがもう一鉢あって、その株が先に咲くよう
      だったのですが枯れてしまいました。
      犯人は夜盗虫ではないかと調べたところ
      鉢の下に大きな下手人がへばり付いてました。
      時期はもう少し後かと思ってましたが、早くも、ナメクジの
      餌食になってしまいました。油断大敵です。
   

  国内と外国から種子を取り寄せて毎年播いてますが、
  今年は採取された品種が少ないようです。
  自然環境の変化も、こんなところに顕れるのでしょうか。
  日本だけでなく世界的なように思えます。
  
  ちなみに、自分で山から採取したツツジ・シャクナゲの
  種子は、例年と同じように揃って発芽しました。
  採取のタイミングがピッタリだったのかも知れません。

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