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楽しい「実生」のすすめ---33 [ガーデニング 園芸 高山植物 山野草]


     わさび
   山の天然の山葵です。根を育ててワサビおろしにしたいところです
   が、清純な水の流れと肥沃な土で、しかも、清涼な低温の環境が
   必須な条件だと思いますので、都会地では難しい限りです。
   艶やかな葉と見た目の爽やかさを楽しむだけでも良いのでは。
   真夏の暑さに耐えるかどうか試しに育ててみるつもりです。
     写真では見にくいですが、偶然かどうか葉をよく見ると斑入りの
   葉がありました。
   ワサビは、元来、斑入りなのでしょうか。
   緑の葉に白い花、なんとなく清楚な感じがします。
      

  先日、渓流釣りに行った時に「イチイ」の樹のヤゴを
  採ってきました。親木の下に5、6センチの大きさで
  無数に発芽していました。本来、山の植物は採取厳禁
  ですが、採ったものが数十分の一の割合ということで
  今回は「間伐」と解釈してもらいました。

  調べたところ「イチイ」は挿し木が可能ということな
  ので、今度は枝を貰ってきます。
  また、雄木と赤い実のなる雌木があるそうですから、
  赤い実の付いた雌木の枝を挿し木すれば、雌木の樹を
  育てることが出来ます。
  ただ、なかなか大きくならない成育の遅い樹なので、
  気長に育てるつもりです。

  「イチイ」とよく似た樹で「イヌガヤ」という樹があ
  りますが、葉の出方と幹の表皮が違います。

  植物の名で、”イヌ”と付くものが結構ありますね。
  そこら辺に、たくさん見掛ける、平凡な植物という 
  意味らしいですが、どうしてどうして、よく観察する
  と、なかなかのものです。中でも、「オオイヌノフグ
  リ」などは、雑草にされて可哀想です。イヌにつづく
  あとの言葉もヒドイ。誰がこんな名前をつけたのでし
  ょうか。大きな丸い鉢にたくさん植えれば澄んだ青色
  で綺麗だと思うのですが、、、。

  「イヌガヤ」は、密に枝が出て上手に剪定すれば格好
  の良い庭木になります。常緑の濃い緑に新芽の淡い緑
  が美しい。

  山で見た、目どうり直径70センチ、高さ30メート
  ル位の「イチイ」の大木は、あたりにある他の樹を尻
  目に群を抜いて素晴らしい樹形でした。自分みずから
  形を整えての孤高の美しさでした。
   

http://www002.upp.so-net.ne.jp/aperanthum/
http://blog.hpsozai.com/


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